日記

まじめなブログにしたい・・・

3.11.14.46 ツイッターのRTで振り返る3.11 というツールを公開しました。

震災から、ほぼ一年たったので、ちょうどよい機会なので、前に作ったものを公開します。

去年の11月のSFCのORF(オープンリサーチフォーラム)で出したものだけど、もともとWebで見れるようにしてあって、僕の怠慢で公開しそびれていたものです。

3.11.14.46 ツイッターのRTで振り返る3.11
クリックするとツールに飛びます。
 

これは、震災が起きた、2011年3月11日~13日に間にRTをたくさんされたものを上から一万件を取ってきて、それを10分刻みにまとめて、それを指定秒数で表示しているものです。よくRTされているものと言うことで、踏み込んだ解釈をすれば、多くの人がなにかしら見たベーシックなTLということになると思います。SilverLightなのでWebブラウザでみれます。少し待ってスタートボタンを押してください。

その10分間に多くの種類のRTがされる時は、ものすごくはやくツイートが流れていきます。震災直後はすごいことになっています。ちなみにツイートにマウスをのせると止まるので、読みたい時はのせて止めるといいと思います。

時間がたつごとにトピックは変わっていきます。震災直後、帰宅難民、安否確認サービス、原発、注意の呼びかけ、はげまし、電力供給不足などなど変わっていきます。横のトレンドの欄は、その時刻のRTを形態素解析して言葉として頻度の多いもの順に並べています。早く流れていいてもその時のトピックはおおよそわかると思います。

ツイッターは、震災では無力だったなどの議論がありますが、このパッションは大事にした方がいいことだと思います。みていると、必死さは伝わってくる。さすがに被災者の体験したことと比べたら、お遊びみたいなものなのかもしれませんが。

また、同じ大学の研究室の人が作ったものに、

 があります。これは、震災時のツイートに含まれている地名(駅名)をヒートマップにしたものです。ジオタグをつかっていないので、その人がそこにいるという保証はありません。10分刻みで、話題になっている地名を可視化した感じです。僕的には、近くの江の島ヤバイというツイートがちゃんと出ているのが印象的でした。

ちなみに、僕のツールに関しては、ちょこちょこ不具合がありますし(時間制御関係)、いきなり10Mもの画像データを読み込むので、重たいかと思います。能力の低いPCでは辛いかもしれません。申し訳ないですね。